Case Study — Web Design / Self-produced
いま見ていただいている、このサイトそのものの記録です。REQUINでの実務経験を、どんな立場の人にも伝わるかたちで並べる。その情報設計から実装までを一人で行いました。
採用担当、業務委託、パートナー。立場を問わず、安心して制作を任せられる相手を探している人。
読み手を一つに絞らないと決めたことが、そのまま設計の指針になりました。用途をあえて限定せず、情報の並びや連絡先の言い回しは中立に。誰が開いても「これは自分に向けたサイトだ」と読めることを、判断の基準にしています。
装飾ではなく、余白とテンポで誠実さを。
派手さで目を引くより、静けさで信頼してもらいたい。白い背景に青を一色だけ、和文はZen Kaku Gothic New、欧文はAlbert Sans。飾りを足すのではなく、余白と読むテンポで自分らしさを出すことにしました。
色数を絞るほど、写真や文章そのものが引き立ちます。青を一色に決めきることで、静かさと誠実さを画面全体に持たせました。
可愛い要素を入れるとREQUINの編集的な世界観と噛み合わず、実務の印象を弱めてしまいます。自分らしさは装飾ではなく、余白とテンポで伝えたほうが届くと考えました。
1枚に詰め込むより、Home / Works / About と役割を分けたほうが、読み手の負担が減ります。モットーをAboutに置いたのも、トップページの役割をぶらさないためです。
何を載せ、何を削るか。載せたい要素を全部並べたうえで、読み手が迷わない順番に整理。飾りを外し、モットーをAboutへ移す判断もここで行いました。
白+青1色の配色、Zen Kaku Gothic New と Albert Sans の組み合わせ、余白のリズムを設計。落ち着きと可読性を最優先にしました。
フレームワークに頼らず、HTML / CSS / JavaScript を手書きで実装。レスポンシブとSEO、スクロールに合わせた控えめなアニメーションを組み込みました。
実画面で見え方を確かめながら、文言・余白・行間を調整。特に連絡先まわりは、就職前提の言い回しを避け、どんな相手にも開いた表現に整えました。
用途を決めきらないことで、
かえって伝わる幅が広がった。
「これは誰のためのサイトか」を一つに絞れば、その相手には強く刺さります。でも今回は、採用でも業務委託でもパートナーでも、仕事につながる可能性を狭めたくありませんでした。だからあえて用途を限定せず、代わりに情報設計とトーンで「安心して任せられそう」と感じてもらう。何を書くかと同じくらい、何を書かないかを考えた一件です。